農家の需要に応える主要農作物(稲・麦・大豆)種子,園芸作物種苗を供給します!
原種苗部では,農家からの需要に迅速に対応できる主要農作物の優良種子及び園芸作物の優良種苗の生産供給体制を確立し,品質及び生産性の優れた種苗の供給を行っています。このことにより,商品性の高い農作物の生産を促進し,農家経済の安定性向上と多彩な生産構造への転換を誘導して,本県農業の健全な発展に寄与しています。
需給調整総務班
宮城県との生産作業業務委託契約により,生産した主要農作物(稲・麦類・大豆)の原種を指定種子生産農協に配布します。次にそれを農協管内の「指定種子生産ほ」で増殖し,生産された一般種子を一般生産農家に供給しています。
◆ 主要農作物種子の需給調整 ◆
◆ 主要農作物種子の生産供給 ◆
◇ 「優良種子生産の手引き」を改訂しました ◇
(編集:宮城県農政部,公益社団法人みやぎ農業振興公社,全国農業協同組合連合会宮城県本部)
優良種子生産の手引き (PDF)
◇ 今年の水稲の生育状況について ◇
宮城県みやぎ米推進課稲作情報 へリンク(「宮城県稲作情報」をダウンロードしてご覧下さい。)
農産園芸班
農産部門では,宮城県との生産作業業務委託契約により,稲・麦類・大豆の原種・原原種生産作業業務を受託し,それらの原種を生産しています。
また,園芸部門ではいちご親株苗とトマト・キュウリを中心としたセル成形苗を需要に応じ,計画的に生産供給を行っています。
◆ 園芸種苗の生産供給及び普及推進 ◆
キュウリワクチン接種接木苗(ZYMV)の取扱いについて
キュウリ栽培では全国的にズッキーニ黄斑モザイク病が問題となっています。宮城県内でも、夏秋栽培や抑制栽培において近年その被害が増加傾向にあります。
この病害は、ズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)によるもので、アブラムシによって媒介されます。感染すると、商品価値が劣る奇形果実や急激なしおれ症状(急性萎凋症)が発生することもあり、激しい場合は枯れてしまいます。
最近の研究開発により、ズッキーニ黄斑モザイクウイルス弱毒株(ワクチン: 商品名:“京都微研”キュービオZY-02 (株)微生物化学研究所)を育苗の段階で接種しておくと、被害が大幅に軽減できるようになりました。
このワクチン接種苗を使用することにより、宮城県内においてもZYMVの被害を軽減する効果が期待されます。
そこで、このワクチンを接種したキュウリ接木苗の生産・供給を平成28年7月から開始しました。
◆野菜苗の申込み
苗の取扱いは農協が窓口となりますので最寄の農協にご注文をお願いします。
詳しくは、下記ファイルをダウンロードしてご確認下さい。
・公益社団法人みやぎ農業振興公社野菜苗取引規定 (PDF)
お問い合わせ先
TEL:0223-24-6231