平成28年度第3回農地中間管理事業評価委員会を開催しました

　
　平成28年度第3回農地中間管理事業評価委員会を平成29年3月24日（金）に宮城県仙台合同庁舎5階501会議室において開催しました。
　評価委員会は，農地中間管理事業の推進に関する法律（H25法律第101号）に基づき「農地中間管理事業の実施状況を評価し，必要と認める意見を機構理事長へ述べる」役割を持ち、委員には「農地中間管理事業に関し客観的かつ中立公正な判断をすることができる者を県知事の認可を受け機構理事長が任命する」ものです。
　
　評価委員は，以下の5名の方々です。
【　評　価　委　員　】
　（１）委員長　：東北大学大学院教授　　　　　　　　　　　　　伊　藤　房　雄　様
　（２）副委員長：公益財団法人みやぎ産業振興機構副理事長　　　伊　本　廣　一　様
　（３）委　員　：宮城県町村会理事事務局長　　　　　　　　　　佐々木　昭　男　様
　（４）委　員　：一般社団法人東北経済連合会常務理事事務局長 　齋　藤　幹　治　様
　（５）委　員　：弁護士　　　　　　　　　　　　　　　　　　　丸　山　水　穂　様
　※当日は、齋藤委員様が公用で欠席となりました。
　　
　評価委員会は，年3回の開催としており内容等は以下のとおりです。
【　委員会開催計画　】
　（1）第1回目　　6月（開催済）　　前年度の事業評価
　（2）第2回目　 12月（開催済）　　当年度中間報告（本年度は任命式含む）
　（3）第3回目　　3月（今　回）　　当年度取組状況及び次年度計画報告
　
　今回は平成28年度第3回目の評価委員会として，H28年度事業に関しての実施状況とH29年度事業計画及び収支予算を報告させていただき，新年度に向けた事業推進に必要な貴重なご意見等をいただきました。
　当日の内容は以下のとおりです。
　
【　議　事　事　項　】
　(1)平成28年度農地中間管理事業の実施状況について
　(2)平成29年度農地中間管理事業計画について
　(3)その他
　
【　機構からの主な説明事項等　】

①業務委託状況：32市町村＋角田市公社＋13JA＋土地連＝47委託先
②農地借受希望者の募集状況：4,006件・3,564経営体・借受希望面積30,452ha
③農地貸付状況等：
・H28目標面積4,297ha　　・H28実績見込面積2,127.7ha（達成率49.5%）
・累計見込面積（H26～）5,443.4ha
④重点実施区域設定状況：54地区（うち県モデル地区26地区）
⑤H29事業計画：機構借入4,250ha・機構貸付4,250ha
⑥H29に向けた重点取組
・農地整備事業との連携強化（継続）
・市町村,農業委員会との連携強化（新規）
・中山間地域における事業推進（継続）
・取組手法の改善・強化（継続）
・地域事情に対応した事業推進（新規）

　
【　実施状況に対する主な意見・質問等　】
　事務局より，H28農地転貸面積において目標4,297haに対し実績見込2,127.7haで達成率49.5%と低調であり，詳細分析は今後であるがその要因を以下4点で説明した。
　

　
この要因等に対して，各委員から以下のような意見等を頂きました。