白石牧場に100頭規模繁殖牛舎が完成しました
総合的なTPP等関連大綱に基づく、食品の輸出力の強化及び農業生産基盤の強化が国の重点施策となっており、今後輸出の拡大を目指す和牛(肉用牛)の繁殖雌牛の増頭(61万頭[H30]→80万頭[R12])・増産(和牛の生産量14.9万t→30万t[R17])対策が示されました。
公社においては「公共牧場機能強化等体制整備事業」を活用し繁殖牛舎(100頭規模)及び関連施設の整備を行ってきました。
このほど、繁殖牛舎の落成式を下記のとおり開催しましたので、お知らせします。
また、繁殖牛舎建築を契機とし、令和4年4月より畜産農家の離農や高齢化等によって担い手が減少していることの解消策と多頭飼育に向けたICT機器の活用等を含めた家畜飼養管理技術の研修を白石牧場で実施計画しております。
1 日 時
令和3年8月6日(金) 午後1時30分~2時30分
2 場 所
公益社団法人みやぎ農業振興公社白石牧場
〒983-0731 白石市福岡深谷正人檀1番1号
3 主 催
公益社団法人みやぎ農業振興公社
4 繁殖牛舎等の概要
1)公共牧場機能強化等体制整備事業の概要
①繁殖牛舎の新築:100頭規模・鉄骨造平屋建て・1,276㎡
②堆肥舎・飼料庫等の改修
③トラクター等草地管理機械の導入
④繁殖基礎雌牛の導入:100頭
2)白石牧場の畜産振興上の役割
①白石牧場は、宮城県の肉用牛改良方針に基づき、能力の高い基礎雌牛約300頭を飼養し、生産された子牛をみやぎ総合家畜市場を通じて県内の繁殖牛生産農家へ供給しています。
②200haを超える草地を活用し、省力的な子牛生産など大規模草地畜産の実践牧場の役割を果たしています。
③繁殖牛舎の落成を契機に農家の後継者や新規参入など次世代を担う若手の研修牧場としての機能を強化します。
5 参集者
1)行政・関係機関
東北農政局・宮城県農政部・大河原地方振興事務所・白石市
JA全農宮城県本部・(株)日本政策金融公庫仙台支店
2)地元地権者
深谷牧野農業協同組合役員等
3)工事関係者
当日配布資料
「落成式次第等」(PDF)
「白石牧場繁殖牛舎の概要」(PDF)
「白石牧場パンフ(簡易版)」(PDF)
晴天の下の落成式
寺田理事長挨拶
関係者によるテープカット
100頭規模の新築繁殖牛舎
新築繁殖牛舎の内覧
お問い合わせ先
畜産振興部畜産振興班まで
TEL:022-275-9193
TEL:022-275-9193